動画1 エコーガイド下関節穿刺

プローブは画像のように,膝蓋骨上縁のすぐ頭側に大腿骨に対して短軸に置く.
すると,次のような画像が観察できる(画面右側が外側,左側が内側).
エコー輝度の低い部分が関節液,そのすぐ下のややエコー輝度が高い部分が炎症性に増殖した滑膜である.
穿刺をする際は,画面左側のdepthゲージを参考にする.
この画像では,2 cm程度の深さのところに関節液貯留があるため,膝関節の外側でエコープローブから2 cm程度の深さのところを穿刺すればよいことになる.
プローブの真下を,プローブに平行に穿刺していく.
画面右側の外側から穿刺針が見えてくる(穿刺針は高エコーに描出される).
プローブの真下に平行に穿刺できていれば,画像のように穿刺針のような高エコーがいくつも重なって見える“多重反射”というアーチファクトが観察される.
実際に関節液を吸引している様子では,滑膜が揺れ動いているのが観察できる.
ブラインドで穿刺した場合,液体がありそうなのになかなか引けないような場合があるが,このような増殖した滑膜を吸引してしまっていることがある.
エコーガイド下穿刺であれば,そうしたトラブルも回避することができる.

  • 2026-01-26
  • 00:01:22
公開期間:2028-05-01 00:00:00まで